ダンダリンは実在しない?過労死を放置した労働基準監督官の怠慢

マスター

マスター

いらっしゃいませ。ようこそ退活カフェへ。

あら、随分ガッカリしたご様子。

どうされたんですか?

相談者

相談者

ダンダリン 労働基準監督官って言うドラマを見たんですよ。

そこに出てくる労働基準監督官が凄く熱血な女性で、ブラック企業をバッサバッサとぶった切っていくのに感動したんです!

それで私も労基署に相談に行ってみたんですが、出てきた監督官がドラマとは全然違っていて・・・

こちらの話をロクに聞かずに追い返そうとしたり、調査を依頼しても全然動こうとしなかったり。

現実ってこんなもんなのかなって。

マスター

マスター

それは残念でしたね。

心中お察しします。

月9ドラマHEROで木村拓哉さんが演じたジーパン検事をはじめとして、

職業物の漫画やドラマは現実をかなり誇張・脚色されていることが多いですよね。

「ダンダリン 労働基準監督官」は私も見たことがあります。

おもしろいドラマでしたが、現実にあんな労働基準監督官がいるかと言われたら、

答えはNOと言わざるをえません。

なにしろ実際には告発があったにも関わらず、

過労死が発生するまでブラック企業を放置し続けたケースすらありますから。

相談者

相談者

それは酷い!

ダンダリンが実在したら絶対そんなの許さないのに!

マスター

マスター

この記事では、とあるスーパーの過労死事件を通して、

ドラマ「ダンダリン 労働基準監督官」と現実を比較します。

労基署ってこんなに何もしてくれないのか!と驚くこと請け合いです。

じゃあどうすれば良いの?と言う所までご紹介しますので、ゆっくりご覧になって下さいね。

労働基準監督官の理想と現実

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汐留地下にでっかいポスターが #ダンダリン

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ダンダリン 労働基準監督官は2013年10月から日本テレビで放送された漫画原作のドラマです。

竹内結子氏が主演で、段田 凛(だんだ りん)と言うインパクトのある名の女性労働基準監督官を演じます。

職務に非常に熱心で、ブラック企業を絶対に許しません。

しかしそれ故にスタンドプレーが目立ち、保身的な典型的公務員の上司たちと事あるごとにぶつかります。

第1話ではブラック住宅メーカーで働く中年男性が過労・パワハラの末、自殺未遂を起こします。

このブラック企業は労基署が臨検・是正勧告しても無視。

業を煮やした段田は、経営者の逮捕を主張。

このドラマはかなり現実を誇張していますが、その一方で妙にリアルな部分もあります。

その主張を聞いた段田の上司は一斉に無理無理無理!と全否定。

段田は引き下がらず、逮捕権は司法警察である労働基準監督官に認められた権限であると叫ぶも、

それは建前だと一蹴されます。

逮捕しても留置所がない。

検察も労基案件は中々起訴しない。

労基署は全国に300ヶ所、監督官は3,000人いるのに、

被疑者逮捕は年平均2回。

西東京では逮捕権行使は前例がない。

この辺りは全部、現実通りです。

なるほど!労基署には自前の留置所が無いのか!

そもそも労働基準監督官が逮捕権を行使することが想定されていないんですね。

いやぁ、驚きました。これでは労基署が強硬な態度を取らないわけだ。

その後、段田の上司が警察署に留置所を借りるお願いをしに行くと、

露骨に嫌な顔をされます。

刑事に容疑を聞かれ、割増賃金不払いと答えると刑事に鼻で笑われます。

殺人や強盗を扱っている警察からすれば、取るに足らない事件だと思われているのでしょう。

別の職員が検察に行っても、やっぱり冷たい対応。

理由は、

労基は逮捕実績が少ない。

手続きや取り調べで違法が生じないとも限らない、

証拠不十分で無罪になったら責任はこちらが負うことになる。

と、要するに前例が無くて不安だからやりたくない。

と言うことです。

いくら労基が頑張って逮捕しても起訴するのは検察だし、判決を下すのは判事です。

どちらも前例踏襲主義の世界。

ドラマ内ではフィクションでしかあり得ない方法で、警察と検察を説得してしまうのですが、

これは現実にはあり得ないなとすぐわかる(笑)

どんな方法か気になる方は、是非ドラマで確認してみて下さい。

なんやかんやで逮捕の準備が整った後も護送車はどうするのか?とか、

服装はどうするのか?とか、被疑者が暴れたらどうするのか?とか、

グダグダグダグダ・・・・

ここら辺はいかにも公務員っぽくてリアルです。

他にも労基署の職員が探偵ばりに経営者を尾行調査したり、

いざ逮捕の際は大雨の中を泥まみれになりながらほふく前進したり、

そんな労働基準監督官、絶対いないよ!

と思わずツッコミを入れてしまうコミカルなシーンもあり、

このドラマは労働基準監督官の虚と実を行ったり来たりしています。

事実ではない部分も多いですが、ドラマとしては面白いのでご興味のある方は一度ご覧になってはいかがでしょうか?

相談者

相談者

見ていて印象的だったのは段田が、

労働基準監督官は国家公務員だから労働基準法は適用されないと言って、

残業しまくっているシーンでした。

労基署は人手不足だと聞くし、実際に長時間労働している労働基準監督官は多そうだなぁ。

マスター

マスター

確かにそうですね。

実際の労働基準監督官にも色々と悩みや葛藤があるのかも。

相談者

相談者

もっと労基署の内部事情を知りたいな。

ダンダリン 労働基準監督官以外に労基モノの創作物って他にないかな?

マスター

マスター

労働基準監督官を扱った作品だと、漫画どらコーボクがおススメです。

あまり知られることのない、労基署内の貴重な片鱗が見られますよ。




労基署が過労死を放置?サービス残業の時効はたったの2年なのに・・・

さて、時にコミカルに、しかし時に情熱的にブラック企業を是正し、

労働者を救っていくダンダリンですが、現実の労基署には残念ながらこんなに熱心な監督官はいません。

なんと、是正勧告から書類送検まで行くのに10年間の歳月を要し、その間に過労死者を出しているケースがあるのです。

激安「スーパー玉出」を書類送検 長時間労働で女性過労死 大阪

生鮮食品などの激安商品を売りに大阪府内でスーパーを展開している「スーパー玉出」(本店・大阪市西成区)の東淀川店で、

従業員18人に法定時間を超える労働をさせたなどとして、淀川労働基準監督署は3日、

同社と同社社長(65)、同社元顧問の社会保険労務士(53)を労働基準法違反(長時間労働)などの容疑で大阪地検に書類送検した。

『中略』

このうち50代の女性従業員は同9月30日、同店で商品の陳列作業中、突然くも膜下出血を発症して倒れ、意識不明のまま約1ヶ月後に死亡した。

死亡する直近2ヶ月間で、約280時間の時間外労働をしていた。

一方、社会保険労務士は、同署に対し、同店従業員のタイムカードなどの提出を拒んだとしている。

同社は大阪府内で55店舗を展開。

12年(注:西暦2000年)1月以降、時間外労働などで労働基準監督署から計11回の監督指導を受けており、

同署は「時間外労働は全社的な問題」と指摘している。

引用元:MSN産経ニュース 2009年12月3日

スーパー玉出とは大阪では知らない人はいないスーパーです。

ど派手なネオンと、価格破壊とも言われる超激安路線で有名です。

あまりの安さにちゃんと利益出てるのか?と疑問だったんですが、

やっぱり人件費にしわ寄せが行ってたんですね。

しかしこの事件は調べれば調べるほど悪質で、この記事を書いていて怒りが収まりませんでした。

最初に労基署から是正勧告があってから、過労死事件が発生するまでなんと7年の年月が流れています。

7年ですよ!?

報道によれば計11回指導をしたそうです。

逆に言えば7年間、告発しても指導しかしなかったと言うことです。

そして過労死が発生してしまった・・・

さらに記事を読むと亡くなった方は、死亡する直近2ヶ月で約280時間の残業をしていたとのこと。

2ヶ月で280時間の残業!?

・・・ちょっと意味がわかりません。

月22日出勤として、1日6-7時間の残業をしていることになります。

???

正規の勤務時間とは別に6-7時間ってことですよね?

正規の勤務時間が7時間とすると1日13-14時間労働しているってことでしょうか?

別の記事によれば、亡くなった方はパート勤務でした。

正社員ならまだしも、パートにこんなことさせますか普通!?

素人目から見ても異常です。

こんな状態を知りながら、労基署は何年もお茶を濁す程度の対応しかしなかったのです。

労基署の怠慢による殺人ですよこれは!

そして過労死が発生してから1年後の2008年5月に労災認定。

そしてさらに翌年の2009年12月、ようやく会社と経営者を書類送検。

労基署は最初の是正指導から過労死まで7年、

過労死から書類送検まで2年、

計9年にわたってスーパーを事実上放置し続けてきました。

大事なことを言います。

未払い賃金請求の時効は2年です。

スーパーは正規の労働時間と同じ、下手したらそれ以上のサービス残業を強いており、

労基署はそれを把握していたにも関わらず10年近くなんら実効性のある対策を取らず、

死人を出した上に莫大な未払い賃金を請求不可能にしました。

経営者が書類送検後どう処罰されたのかは、残念ながらいくら調べてもわかりませんでした。

恐らく不起訴か起訴猶予、または数十万円の罰金刑と言った所でしょう。

一方で時効をむかえた未払い賃金は、全店舗累計だと数千万から数億にのぼるはずです。

数十万程度の罰金を払うだけで、数千万から数億の支払いから逃げられるのなら、

そりゃあ労基署なんか無視した方が得だとか、考えますよね。

ちなみにこのスーパー玉出はその後も、2016年8月に外国人留学生の不法就労容疑で書類送検。

会社の幹部が罰金刑に処せられました。

その後玉出はスーパー事業を他社に売却、社長も交代。

しかし2018年12月、元社長にしてスーパー玉出の創業者が、

暴力団と密接な交際があったとして、組織犯罪処罰法違反の疑いで逮捕されました。

労基署がスーパー玉出に対して弱腰だったのもこの辺りが原因だったのかもしれませんね。

いかにもお役所らしく、弱者に冷たく強者には甘い。

ため息が出てしまいます。

相談者

相談者

ダンダリンにも悪徳社労士がいたけど、

現実にも労基の調査を妨害する社労士がいるんだね!

現実は小説よりも奇なりとはこのことだ!

マスター

マスター

税務調査で書類隠したら、即逮捕ですよ!

労基署は本当に甘すぎる!

パートでも簡単に辞められない!そんな方は弁護士に退職代行を依頼しましょう

過労死や過労自殺の事件が起きると必ず、

「どうしてそうなる前に辞めないのか?」と言う人がいますよね?

アルバイトやパート労働者ならなおさら。

しかし端から見るとそう思えても、実際にブラックな労働環境に突き落とされると、

想像もつかないほど視野が狭くなるものなのです。

特に今回のスーパー玉出の場合、月140時間以上と言うあり得ないサービス残業を平気で強制させ、

(元)経営者が反社会的勢力と密接な関係にあるような会社です。

強烈なパワハラ体質の労働環境であったことは、想像に難くありません。

特に日本と言う国は学生時代から部活のシゴキだの理不尽な校則だので、

社会に出る前から徹底的に我慢と忍耐が美徳で、辞めることは恥であると叩き込まれます。

こうなると真面目で責任感の強い人ほど、うつになって死ぬまで働こうとしてしまいます。

冷静になればこんな考えはおかしいとわかるんですが、長時間労働で心身共に疲弊しきってしまうと、

思考回路も正常に働かなくなり、相手のいいなりになって働いてしまうのです。

そんな状態だと、自分から会社を辞めたいとは言い出しにくいものですよね?

私も同じ経験があるのでよくわかります。

そこで自分ではなく第三者を間に挟んで、退社の意思を伝えてもらうのはいかがでしょうか?

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退職代行サービスは、出社がツラい方のために、最短で即日で会社に行かなくてよくなります。(即)

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退職代行サービスは弁護士が行うので、未払い賃金の請求を同時にしてくれます。

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専門家に相談するだけでスッと心が楽になって、過労で狭まっていた視野が広くなります。

そうすれば、ツラければ会社を辞めても良いんだ!と言うことに気づけるはずですよ。

参照:弁護士の退職代行 弁護士法人みやびは高過ぎ?口コミ・評価を徹底調査!

相談者

相談者

確かに心に余裕がなくなると、会社を辞めようなんて間違ってるのでは?

自分が精神が弱いのでは?と自分を責める心理になってしまいますよね。

そんな状態で労働基準監督官からも責められるようなことを言われるとなおさら・・・

マスター

マスター

その通り!ブラック企業で疲弊した人は、みんな我慢してるんだし、悪いのは自分の方では?

と自分を責めてしまいがちです。

大切なのはあなたは悪くない、と言うことをきちんと伝えること。

なのにそれをわかってない労基署の職員が多すぎる!

まとめ

マスター

マスター

ダンダリンみたいな熱血労働基準監督官は実在しません。

労基署のノロマ対応を待っていたら、未払い賃金の時効2年はあっと言う間に過ぎてしまいます。

過労で取り返しのつかないことになる前に、退職代行サービスで緊急避難しましょう。

弁護士の退職代行サービスなら未払い賃金も一緒に取り返してくれます。

相談者

相談者

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マスター

マスター

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