クールでなくブラック!?アニメ制作会社は労基法違反だらけって本当?

マスター

マスター

いらっしゃいませ。ようこそ退活カフェへ。

おや?両手にいっぱい書類を抱えてどうしたんですか?

相談者

相談者

私、アニメを作る仕事に就きたいんです!

それで、どこのアニメ制作会社が良いかなって求人票をたくさん集めているんです。

マスター

マスター

それは素晴らしいですね。

アニメは日本が誇る文化です。

ただ、アニメ業界はあまり知られていない問題点もあります。

それは長時間労働、パワハラ体質、偽装請負・・・ぶっちゃけブラック企業体質なんですよね。

相談者

相談者

えっ、そうなんですか!?

専門学校ではそんな話聞かなかったですけど。

マスター

マスター

残念ながら専門学校は営利優先。

外国人技能実習生と同じで、無垢な若者に都合の良い夢だけを見せるんですよね。

そこでこの記事では、アニメ業界で実際に起きた恐ろしい事件についてご紹介します。

クールジャパンの幻想——アニメ業界は激務と長時間労働の巣窟!?

クールジャパン。

皆さんも一度は聞いたことがあるフレーズではないでしょうか?

クールジャパンとは、日本製の製品やコンテンツが海外で高い評価を得ていることを指す言葉です。

中でも特に日本製のアニメはジャパニメーションと言われ、

そのクオリティの高さに海外から高い評価を得ています。

日本のアニメ産業市場は2兆円と言われており、そう聞くとアニメを作っている人達は、

きっとプロスポーツ選手並みに高給取りなんだろうなぁと思いますよね?

ところがアニメ産業の実態は、激務と薄給とハラスメントが蔓延する、日本でもトップクラスのブラック体質であることが明らかになったのです。

事件の舞台になったのは、大人気アニメ「名探偵コナン」の制作現場でした。

マスター

マスター

名探偵コナンは私が子どもの頃からやってるアニメですね・・・

よくトリックのアイデアが尽きないなと感心してしまいます。

相談者

相談者

まさか制作現場で事件が起きるなんて!

国民的アニメ名探偵コナンとは?

名探偵コナンは青山剛昌氏原作の、探偵漫画です。

1994年に週刊少年サンデーで連載開始。

1996年1月からアニメ放送開始。

2018年11月に累計発行部数2億3千万部を突破。

2019年時点でアニメ映画作品が23作でいずれも興行収入数十億。

ドラえもんやドラゴンボールと並んで、日本を代表する二次元コンテンツとなっています。

映画の収入だけでも800億以上(2018年時点)もあり、それだけ儲けてるならさぞかしコナンを作っているスタッフたちは、

潤沢な予算の下で、優雅に仕事をしているのであろうと思っていたら、そのイメージを覆す大事件が起きました。

時給250円!?名探偵コナン制作会社がサービス残業とパワハラで訴えられる

「名探偵コナン」の制作会社社員が賃金不払いやパワハラで提訴-アニメ業界は「労働法守らない」

人気アニメ「名探偵コナン」などの背景画を手がける制作大手「スタジオ・イースター」(東京都杉並区)の社員3人が未払い残業代やパワハラに対する慰謝料の支払いを求め、同社を訴えている。

訴状には長時間のサービス残業やパワハラ、退職強要、最低賃金を下回る給与などの労働法違反がズラリと並ぶ。

こうした無法状態はアニメ業界では珍しくないという。

引用元:「連合通信・隔日版」(2012年5月19日付No.8599)

なんとコナンの制作会社が、未払い賃金とハラスメントで従業員から訴えられていたのです。

子どもに夢を与える作品を作っているスタジオで、違法行為やイジメが起きていたとは・・・

もう少し詳しく見てみましょう。

「毎日遅くまで働いても残業代は出ない。体調を崩してしまい、普通の生活もできない」。

昨年3月に入社した陳盈如(えいじょ)さん(24)は、アニメ制作の現場をこう訴える。

入社直後の研修中の給料は、東京都の最低賃金の時給821円(当時)を大幅に下回る250円(日給2,000円)。

生活できないため、両親から仕送りをしてもらった。

研修が終わると、月給は最賃並みの15万円(基本給)。休日は週1日だが、「会社から呼び出されることも」。

残業代や休日の割増賃金は一切ない。

上司からは「アニメ業界はこれが当たり前。労働基準法なんて守っていたら、会社もアニメ業界も成り立たない」と開き直られた。

時給250円って最低賃金の1/3程度しかないんですが・・・違法ってレベルじゃありません。

今回訴えを起こしたのは、台湾出身の方。

やはりブラック体質に慣れきっている日本人より、

外国人の方が日本の労働環境に対して疑問を持ちやすいのでしょうか?

外国人技能実習生の問題もそうですが日本に憧れ、希望に胸を膨らませて来日して来た方を騙して食い物にする事件を見ると、

本当に胸が痛むし申し訳ない気持ちでいっぱいになります。

抗議に対して上司が、「アニメ業界はこれが当たり前」と一喝したそうですが、

日本人だとこれで「そうか、自分が非常識なのか」と納得して引き下がってしまう方が多いんですよね。

しかし今回は陳さんに誘発されたのか、一緒に立ち上がった日本人がいました。

労災隠しの上減給!?さらにパワハラ

同じ会社で撮影を担当する猪鹿倉(いがくら)智幸さん(34)は、激務がたたって首の骨を痛めました。

病院からもドクターストップがかかります。すると、

会社は「体を壊して残業が出来ないなら、この仕事をする価値がない」と4万円を減給。

その後、「いつ辞めるの」「昼休みを自由にとるな」などの叱責が続いた。

業務が原因で身体を痛めた場合は労災保険がおりるはずですが、この様に労災申請を怠る企業は多いです。

労災を申請すると、労基署から目を付けられて臨検に入られるリスクがあるからです。

ひょっとしたら労災保険に未加入だった可能性も?

しかし労災隠しだけならまだしも、満足に働けなくなった途端に減給、暴言によるパワハラ・・・

正に使い捨て。人を人とも思わない所業。

残業代を一切払わない癖に、残業出来なきゃ価値がないから減給とは搾取体質も極まれりです。

しかし同社では、これを上回るさらなるハラスメントがまかり通っていました。

有休取得で始末書!?さらに降格処分とイジメ

同社でシステム管理を担当していた山田徹さん(48)は、

退職する社員に有給休暇を消化するよう書類を渡したところ、始末書を書かされ、降格処分に。

昨年6月の配置転換で他の社員から5メートル離れた場所に机を隔離されたうえ、仕事を取り上げられ社内で待機する状態が今も続く。

何度読み返してもさっぱり意味がわかりません。

退職する社員に、残った有休を消化させるための書類を渡す。

至って当たり前の業務であり、何ら咎められる様な落ち度はありません。

むしろやらない方が、労基法違反となって問題となってしまいます。

にも関わらず始末書を書かされ、さらに降格と言うのは完全に不当な処分です。

その上、机を隔離されて干されている・・・追い出し部屋かな?

今時小学生でもこんな露骨なイジメやりませんよ。

この会社の経営者に子どもはいないんですかね?

自分の子どもが学校で同じ嫌がらせを受けていたら、どう思うんでしょうか?

さらにこの嫌がらせを受けた山田さんは告発当時48歳。

社内でもかなりのベテラン社員だったのでしょう。

そんな大の大人がこんな幼稚な報復行為をされて、どれだけ尊厳が傷付いたことでしょう。

未払い賃金だけでなく、絶対に慰謝料を請求すべきです!

それにしても正義感溢れる熱血少年探偵が友情パワーで悪の組織を追い詰めて行くアニメの制作現場で、

こんな陰湿なイビリが蔓延していて良いのでしょうか?

性質の悪いことにパワハラ加害者は、「子ども達の夢を壊すな!」と被害者に責任転嫁して沈黙を強いるんですよね。

自分が我慢すれば・・・と考えて黙ってしまう被害者も多いですが、

そんな姑息な隠蔽圧力に屈さず、どんどん告発して行って欲しいと思います。

相談者

相談者

私も大好きだったアニメ制作現場の実態がこんなに酷いものだったなんて!

ショック・・・

マスター

マスター

この制作会社だけが特別問題企業だった、と言うだけだったらまだ良かったんですが、

実はそうでもなくて・・・

下には下がある!コナン制作会社はホワイト企業だった?

さてここまで読んで頂いた方は皆、コナンの制作会社は最低なブラック企業だな!

と言う感想を持ったことでしょう。

しかし、驚いたことに訴訟を起こした陳さんはこう言っています。

映画や演劇産業などの労働組合でつくる映演労連の金丸研治委員長は「アニメ業界は労働法や人権の無視がまん延する無法地帯だ」と語る。

下請けの多くは業務委託・出来高払いで、労働法の適用を受けないケースが多い。

陳さんも「スタジオ・イースターは安定して月給が出るだけマシな方。裁判で無法な業界を変えたい」と話している。

なんと無茶苦茶なパワハラや嫌がらせをしていたコナン制作会社は、実はアニメスタジオの中ではまともな方でした!

衝撃の事実です。陳さんも事前にこれを知っていたら、来日しなかったのではないでしょうか?

コナン制作会社スタジオ・イースターは業界の中では比較的大手で、

一応従業員を社員扱いで雇用していたみたいです。(正規か非正規かは不明)

当たり前じゃん?と思うかもしれませんが、アニメの下請け会社の大半は、

そもそも雇用契約ではありません。

業務委託、あるいは請負契約になっているのです。

つまり社員として雇うのではなく、フリーランスに仕事を委託している、

と言う形式になっているのです。

業務委託契約だと、労働基準法が適用されなくなるので、残業代や有休なしで長時間労働が可能になります。

さらに雇用保険・社会保険・厚生年金などの福利厚生も加入しなくてよくなります。

雇う側は人件費が削減できてメリットいっぱいですね。

雇われる側にとっては命に関わるレベルのデメリットですが。

さらに給与は、例えば絵を描くアニメーターは固定給ではなく1枚いくら、

の出来高制になっている場合がほとんどです。

1日12時間以上働いても月収が10万いかない人もザラ。

正に地獄。

コナン制作会社以下の待遇で働いている人達があまり騒がないのは、

疲弊し過ぎて訴える気力すら残ってないからかもしれません。

このままでは、うつ病・過労死・自殺まで一直線です。

会社に殺される前に、自分の身を守る対策を立てましょう!

相談者

相談者

アニメ制作会社って就職じゃなくて業務委託の所ばかりなんだ!

全然知らなかった・・・

マスター

マスター

どんな業種に就くかにもよりますけどね。

制作進行の場合は雇用契約が多いようです。

アニメーターや演出家はほとんど業務委託みたいですね。

ただどちらも激務であることには変わりませんが。

パンフレットにはそこら辺のことはほとんど書かれてませんよね。大事なことなのに困ったものです。

アニメ制作会社を辞めたい方は弁護士の退職代行がおススメ

コナン制作会社のケースみたいに会社と争ってしまうと、残念ながら会社に残り続けるのは困難になってしまいます。

労基法はこじれた人間関係までは治療してくれないのです。

そんな訳で、長時間のサービス残業やハラスメントと戦うと決めた方は、

理不尽ながら会社を辞める覚悟をしないと行けません。

コナン制作会社は大手で従業員が多い会社なので、会社の方から退職勧告をしたみたいですが、

中小零細業者だと、逆に退職届を受け取ってくれない所もあると言われています。

なぜならアニメ業界は慢性的な人手不足だからです。

激務だから人手不足になり、人手不足だからさらに激務になる・・・と言う悪循環に陥っています。

最近では業界の悪い口コミ情報も広まり、以前ほど無垢な若者を騙して入社させることも難しくなっています。

そんな訳で辞めたいと言う人が出てくると、これ位で音を上げていたらどこへ行っても通用しないぞ!ど怒鳴りつけたり、

辞めるなら懲戒解雇にして経歴に傷を付けてやると恫喝したり、

お前が辞めて会社に損害が出たら損害賠償を請求すると脅迫したりして、

恐怖で社員を支配して委縮させ、身動きできない様にすると言う悩みをよく聞きます。

アニメ業界は非常に狭い世界なので、辞めたらどこにも転職できない様にしてやる!

なんて脅されたら若い人は本気で信じて震え上がっちゃいそうですよね。

そんな訳で、未払い賃金の請求どころか辞めることすら言い出せない方が多くいます。

そんな方には、弁護士による退職代行サービスをおススメします!

退職代行サービスとは、言いづらい退職をあなたに代わって会社に通知してくれるサービスのことです。

最短でその日から出社しなくてもよくなり、億劫な会社との話し合いをしないで退職できるメリットがあります。

退職代行サービスは大きく分けて弁護士系業者と非弁護士系業者があります。

非弁護士系の業者は比較的安く利用できますが、弁護士法で禁ずる非弁行為になるため、

会社がゴネた時にそれ以上の交渉ができないと言うデメリットがあります。

なので最悪、会社との関係をこじらせるだけこじらせて、退職はできないと言うリスクも!?

弁護士による退職代行では、厄介な相手でも粘り強く交渉し、

さらに非弁護士系の業者では絶対にできない未払い賃金・慰謝料・退職金の請求や有休消化の交渉ができるメリットがあります。

汐留パートナーズ法律事務所の退職代行サービスは、

退職代行料5万円(税別)+未払い賃金・慰謝料・退職金等の請求は完全成功報酬制

で引き受けてくれます。

未払い賃金などは、実際にお金が回収できた時のみ金額の20%を差し引くと言う形なので、

あなたはノーリスクです。

それどころか、数百万円を会社からもらって辞めることが出来るかも?

アニメ制作会社の社員は、業務委託契約で労基法の適用外だから残業代は発生しないのでは?

と不安に思う方もいるでしょう。

しかしご安心ください。

もし契約書が業務委託になっていたとしても、勤務時間や休日を会社が決めるなど労働実態が雇用の形になっていれば、

労基法が適用されて残業代や割増賃金、有休が発生します。

ここら辺は飲食店に多い名ばかり管理職と同じ理屈です。

牛丼チェーン店のすき家がアルバイトからサービス残業で訴えらえた時、

すき家側は「バイトは業務委託契約なので残業代は発生しない」とアニメ業界とまったく同じ言い訳をしましたが、

裁判所は認めませんでした。

アニメ業界ではこれが常識!と言われているルールは世間では一切通用しないのです。

アニメ業界で悩んでいる方、苦しんでいる方、脅されている方。

汐留パートナーズ法律事務所はメール・LINEで全国から相談可能。

相談料は無料です。

短い文章でも、箇条書きでも結構です。

お気軽に、自分の思いを伝えてみて下さい。

相談者

相談者

何だかアニメ業界でやっていく自信が無くなってきました・・・

夢を諦めて一般企業に就職した方がいいんでしょうか?

マスター

マスター

いいえ。確かに業界に問題は多いですが、

アニメが日本の誇る文化であることに違いはありません。

それに現在、経産省主導で下請法が見直されるなど、

アニメ業界も働き方改革が進められています。

夢を諦めることはありませんよ。

ただし、もし不幸にもブラックアニメ企業に入ってしまった時、

あなたの夢と身体を守るための方法は知っておきましょう。

後遺症が残るほど心身を病む前に、おかしいと感じたらすぐに弁護士に無料相談を!

相談者

相談者

ありがとうございます!

勇気が出てきました。

早速、退職代行の口コミや評判を調べてみます。

まとめ

マスター

マスター

一見華やかに思えるアニメ業界は、

  • サービス残業
  • パワハラ
  • 偽装請負

などあらゆる違法行為が蔓延しています。

現在内外からの批判を受けて改革が進められている所ですが、

アニメ業界で働いていた人の中には悪待遇に我慢し続けた挙句体調を崩し、

後遺症が残って業界を去らざるを得なくなってしまった人もいます。

もし待遇の悪い制作会社に入ってしまったら、退職代行に相談して早めに辞めましょう。

相談者

相談者

夢を諦めないためにも、早めに辞める決断をして自分の身を守るのは大事ですね。

アニメ業界は万年人手不足で転職先はたくさんあります。

辞めても干されることはありませんから大丈夫ですよ。

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